【和光市×モピ】自動運転の低速EVを使用したモビリティサービス|#事例で分かる官民共創

【和光市×モピ】自動運転の低速EVを使用したモビリティサービス|#事例で分かる官民共創

『事例で分かる官民共創』は、官民によるオープンイノベーションである「官民共創」(官民連携を含む)を事例で知るためのシリーズです。

本記事では、和光市とモピによる自動運転の低速EVを使用したモビリティサービスを紹介していきます。

基本情報

■対象プロジェクト
『自動運転の低速EVを使用したモビリティサービス』の実証

■主体者
官側:和光市
・民側:株式会社モピ

■キーワード
公共交通、自動運転、EV、自治体、オープンイノベーション

■時期
2021年度

■備考
本プロジェクトは、『内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021』に認定されたプロジェクトになります

解決したい課題

  • 狭隘道路や土地の高低差によって、公共交通のアクセスが難しい地区が存在した。
  • 市民や公共交通の運転手の高齢化によって、将来的に移動手段が著しく限られる市民が増加する可能性が高い。
  • そのため、そうした課題を解消可能な『ラストワンマイルの移動手段の確立』が望まれていた。
和光市の公共交通の現状
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋
和光市の公共交通の課題と解決方法
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋

プロジェクト内容

下記に向けたニーズ、課題の調査を行い、その効果・コストを検証した。

  1. 狭隘な道路でも走行可能な自動運転の小型低速EVを使用した、短距離移動のためのオンデマンドのモビリティサービスの導入。
  2. 高齢者でも利用できる呼び出しの仕組み(AIによる音声会話等)作り。

※本プロジェクト以降に和光市公式サイトで発表されている自動運転サービス導入事業の展開についてはこちら

自動運転ソリューションのイメージ
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋
自動運転ソリューションの検証プロセス案
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋

共創のポイント

■[官側:和光市]の提供するもの

  • 課題設定、ニーズ調査の協力

■[民側:モピ]の提供するもの

  • 課題設定、ニーズ調査の実施
  • ソリューションの検討
  • 検証プロセス、自動運転実用化の計画立案
自動運転ソリューションの体制
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋

共創された価値

本プロジェクトを通じて、把握出来た課題やニーズを基に短期の実証実験を行いながら、実用化に向けて進めていくこととなった。

※本プロジェクト以降に和光市公式サイトで発表されている自動運転サービス導入事業の展開についてはこちら

自動運転実用化に向けたステップ
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋
設定課題
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋
自動運転ソリューションの移動ニーズの確認
※出典:内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021の成果提案イベント(Demo Day)の発表資料から抜粋

もっと詳しく知る

本事例を更に詳しく知りたい方は、下記参考リンクもご参照下さい。

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出典・引用

  • 内閣府オープンイノベーションチャレンジ2021|内閣府
  • 和光版MaaS(マース)~自動運転サービス導入事業|和光市公式サイト
  • 株式会社モピ公式サイト

・編集・デザイン・ライティング:深山 周作