【イベントレポ】「政策とは、〇〇と〇〇の集合体」|厚生労働行政×社会との対話について語ろう オンライン居酒屋 裏霞 #05

新型コロナを契機に厚生労働省の様々な仕事がクローズアップされています。

メディアで流れる情報を見て「どうしてこうなったんだっけ?」「社会との対話、もっと丁寧にした方が、、?」と色んな人が疑問を感じていることも多いのではないでしょうか。

今回ゲストに、新聞記者を経て、厚生労働省へ入省し、現在は社会保障分野などを中心に政策提言・産官学民の連携支援を行う「千正組」で働く西川貴清氏をお呼びし、「厚生労働行政×社会との対話」について、その問題意識、経験談、これから仕掛けていくこと伺いながら、お酒を片手に熱く語り合いました。

その様子をサマリでお伝えします。

※文中、意見にわたる部分は個人の見解です。
※本イベントは、オンラインサロン限定かつチャタムハウスルールにて開催しているため、本記事内では承諾の頂けた発言に限り掲載しております(希望によって記事では匿名化も行っています)。全内容が気になる方はぜひ下記バナーをクリックして、「パブリンガルサロン」のご入会をご検討下さい。

“政策とは、〇〇と〇〇の集合体”。政策立案プロセスの課題を考える

――お酒を片手にゲスト、参加者の自己紹介、談笑を交えながら徐々に本日のテーマの話へ。

新聞記者としてキャリアをスタートした西川氏。記者として活動をする中で「政策の背景が政府外の人間に見えない」という悩みを抱えていたという。

※当日の様子(キャプチャ)

そこで「まずは、政策を理解するために政府の人間になってみよう!」と思い立ち、一番の課題と考えていた『社会保障』を扱う厚労省へ入省することを決めたそう。

西川氏が入省し、約10年の霞ヶ関勤めを経て、分かったことは「政策とは、”サブ”と”ロジ”の集合体ということ」だと話す。

“サブ”とは、「社会を望ましい姿にするための手法の組み合わせ」を指し、”ロジ”とは、「サブを実現するためのプロセス」を指すのだという。

そして、この”ロジ”の部分が「外部からは見えにくいプロセス」となっており、それが国民にとって納得いかない政策が生まれる原因となっていると語った。

※当日の様子(キャプチャ)

過去は、そうしたプロセスであっても業界団体のトップが政府の会議で意見を述べてくれることで概ね多数の民意を反映することが出来ていた。

しかし、過去のやり方では「自分の意見が反映されていない」と多くの人にとって納得しにくい意思決定となりつつあると西川氏は仮説を述べた。

その根拠として、労働組合の組織率が1960年代は概ね40%で推移していたものが、いまは15%程度に低迷していることを挙げる。

「組織率は大幅に下がっているのに、相変わらず、そうした組織のトップが労働者代表として意見を述べていて、大多数の意見が取り込まれていないのではないかと感じます(西川氏)」

さらに過去と現在の情勢の違いとして『SNSの普及』についても言及をする。

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